
自然の力でお湯を作り出す『太陽熱温水器』。自然を利用するため発熱にお金がかかりませんね。
最近は床置きタイプの太陽熱温水器が出てきて、いろんな場所に設置できるようにもなってきました。
しかし、日当たりが悪いと温度が上がりきらないため、ガスや電気との併用が望ましいです。
当然設置費用はかかりますが、長期でみたら故障でもしない限りほとんど経費がかからないので電気代やガス代の節約になります。
まぁ、電気やガス代は契約自体を見直して固定費を下げることも重要ですけどね。
今回は太陽熱温水器を購入する上で必要となるポイントについていくつかまとめました。しっかり検討して節約できるなら取り入れたいですよね。
太陽熱温水器の注意点
太陽熱温水器は太陽光を利用してお水をお湯に変える装置です。
ですので当然太陽光が当たりづらい場所だと効果は低くなります。朝だけしか光が当たらなかったりする場所は不向きです。
そして雨や曇りの日にはしっかりと温度をあげることができません。冬季も周囲の温度が低いため効果が低くなります。
また、種類によっては電気温水器との接続ができなかったりします。その辺に注意が必要です。
自然の力を使う『太陽熱温水器』
無料の太陽光エネルギーでお湯を作れば当然安くなります。ランニングコストは修理などが入らない限りほとんどかからないですよね。
修理といっても台風などで大きな被害を受けたりする以外は大きく金額がかかる可能性は低いでしょう。
ですので太陽熱温水器は取り入れたいものですね。しかし、太陽熱温水器であればなんでもいいわけではなく、しっかりいい条件のものを選ぶ必要性があります。
太陽熱温水器購入のポイントは?
太陽熱温水器の購入を検討するなら見ておきたいポイントがあります。それは以下の3つのポイントです。
金属の種類
絶対求めるのはサビないステンレス製品。メッキ製品とかはないとは思いますが、鉄とか使っていて後でサビとか出たら対応が大変ですよね。
熱交換の種類
効率よくお湯に変えれるタイプかどうかも重要です。効率のいい真空管を使った『ヒートパイプ式』だといいですね。
水の押し出し方式
水の重さで落下する『自然落下式』だと、十分な高さが確保できないとうまく利用できません。地上置きタイプの太陽熱温水器も検討するなら『水道直圧式』のものがオススメです。
条件にあう太陽熱温水器
前の項で求めた条件で太陽熱温水器を探してみました。その結果、以下のような製品を見つけることができました。
地上置きができ、それに対応した水道直圧式(自然落下式だと地上に置くと圧をかけないとお湯を押し出せません)。真空管を使ったヒートポンプで効率よくお湯化。そしてオールステンレスと3点全てクリアーしました。
値段と設置費用なども考えて検討しなければいけませんが、こういう製品を取り入れていきたいですね。
太陽熱温水器に+α
太陽熱温水器を本格的にDIYなどで使うのであれば、ミキシングバルブを使い温度調整したりもいいかもしれません。
温水を利用する場所が限られているのであれば、サーモスタットによる混合水栓を使ったほうがいいと思いますが。
また、自然の水を使い水代がかからないような所で、さらにお湯もあまるような条件であれば色々できそうです。電磁弁や自動タイマーを使い、配管を走らせ暖房がわりなどに使用するのもありかもしれません。
電磁弁についてはCKDという会社の『電磁弁の動作形式』を見るとわかりやすいです。ここを確認してからの検討がオススメです。
ただ、素人は使わないほうがいいと思うよりも使えないと思うので商品リンクはやめておきます。
番外編 小型温水器
アウトドアなどや、一時的に温水がストップしてしまった時などには簡易型の温水器がおすすめです。自然落下でお湯を落とすため、吊り下げる場所などが必要ですが一番安上がりです。
太陽熱温水器のまとめ
最初に設置料金がかかりますが、一度設置してしまえばトラブルがない限り経費があまりかからない太陽熱温水器。